※本ページはプロモーションが含まれています

IPOに参加するなら複数口座開設するべき!2つの理由とは

IPO(新規公開株)は、上場前の企業の株式を公募価格で購入し、上場後の値上がりによって利益を得るチャンスがある人気の投資手法です。

しかし、IPOは人気が高く、当選する確率は非常に低いため、対策を講じる必要があります。

その中でも最も効果的な方法が「複数の証券会社に口座を開設すること」です。

本記事では、複数口座開設のメリットを詳しく解説します。

IPOで複数口座を解説するべき2つの理由

1. 当選確率が上がる

IPOは基本的に抽選方式で割り当てられるため、応募者が多いと当選しにくくなります。

1つの証券会社から1回だけ応募すると当選する確率は低くなりますが、複数の証券会社に口座を開設し、それぞれから応募することで、当選のチャンスを増やせます。

例えば、A証券、B証券、C証券の3社に口座を持ち、すべての証券会社からIPOに申し込むと、単純計算で当選確率は3倍になります。

特に、平等抽選を採用している証券会社では、応募の口数が増えるほど有利になります。

また、証券会社によっては「完全平等抽選」を行っており、資金量に関係なく一人一票の抽選方式を採用している場合もあります。

こうした証券会社の口座を増やせば、IPO当選の可能性がさらに高まります。

2. 主幹事に応募できる可能性が高くなる

IPOの抽選はすべての証券会社で同じ割合で行われるわけではありません。

特に重要なのは、主幹事(しゅかんじ)証券会社の割り当てが圧倒的に多いという点です。

主幹事とは?

主幹事とは、IPOを担当する証券会社の中で最も多くの株式を取り扱う証券会社のことを指します。

IPOの株式は、主幹事証券に大部分が割り当てられ、その他の幹事証券会社に少しずつ分配される仕組みです。

例えば、あるIPO案件で10万株が公募される場合、主幹事の証券会社には7万株、その他の幹事証券には1万株ずつ割り当てられることもあります。

そのため、主幹事証券に申し込むことで、他の証券会社よりも高確率で当選できるのです。

主幹事を狙うには?

主幹事は案件ごとに異なるため、IPOに頻繁に参加する場合は、その都度、主幹事がどの証券会社かを確認し、応募する必要があります。

しかし、口座が1つしかないと、主幹事が別の証券会社であった場合に応募すらできません。

そのため、複数の証券会社に口座を開設しておくことで、その時々の主幹事証券に応募できるようになり、結果として当選の確率が格段に上がるのです。

IPOで複数口座を開設するデメリット

IPO(新規公開株)は、抽選によって割り当てられるため、当選確率を上げる目的で複数の証券口座を開設する投資家も少なくありません。

しかし、複数口座を開設することにはいくつかのデメリットも存在します。

1. 口座管理が煩雑になる

複数の証券会社に口座を開設すると、それぞれの口座を管理する必要があり、次のような手間が発生します。

  • 各証券会社のログイン情報(ID・パスワード)の管理
  • 取引履歴や保有株式の把握
  • それぞれの口座に入金する手間
  • 手数料や維持費の管理

特に、IPOは申込期間が限られているため、各証券会社ごとの申込状況を逐一チェックするのは大変です。

2. 資金の分散による影響

IPOの抽選に参加するためには、証券口座に資金を入金する必要があります。

複数の口座を使う場合、資金を分散させることになるため、以下のような問題が発生する可能性があります。

  • 申込可能な口数が減少する(資金が分散するため)
  • 資金移動の手間が増える
  • 一部の証券会社では、抽選に外れた場合に出金の手続きが必要になる

特に、即時出金ができない証券会社では、資金拘束期間が長くなることもあるため、資金効率が悪くなる可能性があります。

3. 確定申告の手間が増える

IPOで利益を得た場合、確定申告が必要になるケースがあります。

複数の証券会社を利用すると、各社からの取引報告書を集める必要があり、確定申告の手間が増えます。

また、特定口座(源泉徴収あり)を利用すれば確定申告不要となる場合が多いですが、異なる証券会社の口座を併用する場合、計算ミスや税務処理の手間が発生するリスクもあります。

4. 証券会社ごとのルールの違いに注意が必要

証券会社ごとにIPOの抽選ルールや資金拘束の方法が異なります。

  • 一部の証券会社では、抽選前に資金拘束が必要
  • 他の証券会社では、抽選後に資金を用意すればOK
  • 口座開設時に必要な書類や手続きが異なる

これらの違いを理解し、適切に対応することが求められるため、初心者にはハードルが高くなる可能性があります。

5. 口座開設時の審査や維持管理の負担

証券口座を開設する際には、本人確認書類の提出やマイナンバーの登録が必要です。複数口座を開設する場合、それぞれの証券会社でこれらの手続きを行わなければなりません。

また、証券口座を一定期間利用しないと「休眠口座」となり、管理が面倒になることもあります。

特に、使わなくなった口座の解約手続きを怠ると、不要な郵送物が届いたり、ログイン情報を忘れてしまったりする可能性があります。

まとめ

IPO投資を成功させるためには、「当選確率を上げること」と「主幹事に応募できる体制を作ること」が重要です。

そのために、複数の証券会社に口座を開設することは必須の戦略と言えます。

IPO投資に興味がある方は、まずは主要な証券会社に口座を開設し、当選確率を最大化する準備を進めましょう!