※本ページはプロモーションが含まれています

高配当なアメリカ株7選!意識するべき注意点も解説

アメリカ株の中には安定した業績と高い配当利回りを誇る企業が多く存在します。

日本の株と比較してもアメリカの方が高配当株が多いため、アメリカ株に投資して配当金を狙うことを考える方も多いでしょう。

有名な企業の中から特に高配当なアメリカ株を7社厳選し、それぞれの事業内容や配当の特徴を詳しく紹介します。

AT&T

AT&Tは、アメリカの大手通信会社で、携帯電話、固定回線、インターネットサービスを提供しています。

かつてはメディア事業にも進出していましたが、現在は通信事業に特化。

安定したキャッシュフローを背景に、比較的高い配当を維持しています。

配当利回り:約5.0%

ベライゾン コミュニケーションズ

Verizonは、AT&Tと並ぶアメリカの通信大手です。

5Gのインフラ整備にも積極的に取り組んでおり安定した収益基盤を持つ企業です。

通信業界の特性上、景気に左右されにくく長期的に安定した配当が期待できます。

配当利回り:約6.0%

アルトリア グループ

Altriaは、タバコメーカーで、マルボロブランドで知られるフィリップモリスUSAを運営しています。

健康志向の高まりや規制強化により業界全体の成長性は鈍化していますが、高い利益率を維持しており配当も魅力的です。

配当利回り:約7.0%

エクソン モービル

エネルギー大手のExxonMobilは原油や天然ガスの探査・生産を行う世界最大級の石油会社です。

近年はクリーンエネルギーにも注力し始めていますが、依然として化石燃料事業が収益の柱となっています。

配当利回り:約3.0%

コカコーラ

コカ・コーラは世界的に有名な飲料メーカーで、炭酸飲料を中心に多様な飲料ブランドを展開しています。

景気変動に左右されにくいビジネスモデルを持ち安定した配当を維持しています。

配当利回り:約3.0%

P&G

P&Gは洗剤や紙製品、化粧品などの消費財を手掛ける大手メーカーです。

ブランド力が強く、景気に左右されにくい日用品を扱うため安定した売上と利益を確保しやすい企業です。

配当利回り:約2.5%

Johnson & Johnson(JNJ)

Johnson & Johnsonは、医薬品、医療機器、消費者向けヘルスケア製品を手掛ける大手企業です。

ヘルスケア関連の事業は安定性が高く長期的に配当を維持しやすい特徴があります。

配当利回り:約2.5%

アメリカの高配当株に投資する際の注意点

アメリカの株式市場には高配当株が数多く存在し、配当を目的とした投資家にとって魅力的な選択肢となっています。

しかし高配当株にはリスクも伴います。

高配当の背景を確認する

高配当株の中には、業績が低迷し、株価が下落することで配当利回りが一時的に高くなっているケースがあります。

このような企業は配当の維持が難しくなる可能性があり注意が必要です。

下記の点に注意しましょう。

  • 配当性向(利益に対する配当の割合)が高すぎないか
  • 企業の業績が安定しているか
  • 直近の決算内容が悪化していないか

配当利回りだけでなく企業の健全性を確認

配当利回りが高いからといって必ずしも良い投資対象とは限りません。

企業の財務健全性やキャッシュフローをしっかりと確認し、持続可能な配当を出しているかを見極めましょう。

下記のような指標を確認することで健全性を確認することが重要です。

  • 自己資本比率(Equity Ratio)
  • フリーキャッシュフロー(FCF: Free Cash Flow)
  • 負債比率(Debt to Equity Ratio)

配当減配リスクを考慮する

企業の業績悪化や景気後退により、配当が減配・無配になるリスクがあります。

特に過去に何度も減配を繰り返している企業には注意が必要です。

  • 過去の配当履歴を調べる(10年分の配当推移を確認)
  • 配当を安定して支払ってきた実績のある企業を選ぶ
  • 景気の影響を受けにくい業種を考慮(生活必需品、公益事業など)

税制の違いを理解する

アメリカ株の配当には外国税額控除が適用されるため、税制面の影響を理解しておくことが重要です。

アメリカでの配当課税は日本での課税と合算すると税引後の配当が減少する可能性があります。

為替リスクを考慮する

アメリカ株に投資する際は、為替の変動が配当に影響を与えることを理解しておきましょう。

円高になると受け取る円換算の配当金が減少します。

下記の点に注意して為替リスクについて理解を深めましょう。

  • 米ドルでの再投資を検討
  • 長期投資を前提に、短期の為替変動に振り回されない
  • 定期的に買い増しを行い、為替リスクを分散

業種・銘柄を分散する

特定の業種や銘柄に集中投資するとリスクが偏る可能性があります。

複数の業種や企業に分散投資することでリスクを低減できます。

分散のポイントとして以下を意識しましょう。

  • 高配当ETF(例:VYM、SPYD、HDV)を活用する
  • 生活必需品、金融、エネルギー、公益事業など異なる業種に分散
  • 時価総額の大きい安定企業を中心に選定

まとめ

本記事では、高配当なアメリカ株7選を紹介しました。

通信、エネルギー、消費財、医療、不動産など、さまざまなセクターから選出しており、それぞれの企業が持つ強みや配当の安定性についても触れました。

高配当株投資は長期的な資産形成に適した戦略の一つですので、ぜひ参考にしてみてください。